Xiaomiが発表した新型タブレット「Xiaomi Pad Mini」は、8インチ級としては異例のハイエンド構成を備えるコンパクトタブレットだ。Androidタブレットとして最高峰クラスの性能を持つ「Dimensity 9400+」を採用し、ペン対応、デュアルUSBポート、165Hz表示と、このサイズとしては他にない構成を実現している。
本稿では、実機を使って分かった性能面・使い勝手をレビューしていく。
Xiaomi Pad MiniはAndroidタブレットで最高峰スペック!ゲームも快適に遊べる一台
Xiaomi Pad MiniはXiaomiが展開するAndroidタブレット。同社は10型クラスのXiaomi Pad、REDMI Padを展開しているが、ハイエンドのコンパクトタブレットは今回初めて。このクラスの機種としては現時点最高峰の性能を誇る。スペックは以下の通り。
SoC:Dimensity 9400+
メモリ :8/12GB
ストレージ:256/512GB
ディスプレイ: 8.8型 TFT液晶
リフレッシュレート: 最⼤165Hz
解像度: 3K (3008×1880ピクセル)最⼤輝度800ニト
バッテリー: 7500mAh 充電:最⼤67W⾼速充電対応
リアカメラ:1300万画素 インカメラ:900万画素
システム Xiaomi HyperOS 2(Android 15)
Xiaomi Pad Miniは8.8型のディスプレイを採用したタブレット端末。iPad miniなどと競合するコンパクトタブレット端末に分類される

Xiaomi Pad Miniはプロセッサに「Dimensity 9400+」を採用。Androidタブレット端末としては圧倒的なパフォーマンスを発揮できる。タブレット端末としては数少ないフラグシッププロセッサを採用した端末だ。
性能はもちろん、冷却機構も大きく進化している。POCOなどのゲーミンググレードのスマホで培った冷却技術をタブレット向けに最適化。プロセッサを本体中央に配置したことで、長時間のゲームプレイでも発熱とパフォーマンス低下を抑制し、チップの真の性能を発揮し続けるとした。



画面解像度の高いタブレット端末なだけあって、通常よりも高負荷になるのだが、動作はかなりぬるぬる。ゲームに関してはこのサイズで最強クラスの動作感で楽しむことができる。
気になる発熱だが、高負荷時は本体背面がかなり熱くなるものの、持ち手の部分はさほど熱くならない。パフォーマンスが落ちることはほとんどなかったこともあり、このあたりは独自の冷却機構がかなり効いているように感じた。
8.8型のディスプレイ搭載!ありそうでなかったハイエンドのコンパクトなAndroidタブレット
Xiaomi Pad Miniは8.8型の3K(3008× 1800)解像度のLCDディスプレイを採用。最大輝度800ニトと最大165Hzのリフレッシュレートにより、高精細でなめらかな映像を実現し、没入感のあるゲームを楽しめる。

本機種はコンパクトな点もうれしい。Xiaomi Pad Miniは薄さ6.9mm、軽さ約326gのコンパクトボディという仕上がり。8.8型のディスプレイでもベゼルレス設計としたことで、横幅を抑えることができた。iPad miniと同じくらいの片手でもギリギリ持てるサイズ感だ。

このほか、Dolby Audio認証の高音質なデュアルスピーカーを備える。このサイズのタブレットとしてはかなり音も良く、高品質なオーディオ体験を提供できるとした。イヤホンジャックこそないが、デュアルUSBポート仕様によって充電しながら有線イヤホンで楽しむことができる。
一方で生体認証は顔認証のみ。iPadにあるような指紋認証用のセンサーは備えていないため、使い勝手ではやや劣るように感じた。
Xiaomi HyperOS搭載機なので、Xiaomiのスマホの画面をタブレットにミラーリングできるXiaomi Hyper Connect機能にも対応。Xiaomiスマホをお持ちの方は高い親和性を持つ相棒としても利用できる。スライタスペンのXiaomi Focus Penも利用できるので、クリエイティブ需要にもこたえる。



本機種は7500mAh大容量バッテリーを搭載。コンパクトでも長時間ゲームや動画などを楽しめる。最大67Wの高速充電に対応し、短時間で充電が可能。写真のXiaomi 165W PowerBankとの相性も良い。
Xiaomi Pad Miniの価格は7万4980円から。フラグシップSoC搭載のタブレットとしてはお得
Xiaomi Pad Miniの価格は最小構成で7万4980円から。8~9型のタブレット端末はiPad miniかLenovo陣営が強かったが、ここに新たなライバルが登場したことになる。
特に本機種の強みはコストパフォーマンスだろう。フラグシッププロセッサを採用しつつ、256GBのストレージでも7万円台の設定は強い。高い冷却性能やデュアルUSB端子も差別化ポイントだ。
Xiaomi Pad Miniは、ありそうでなかった8インチクラスのハイエンドタブレットという端末。iPad mini以外に選択肢がほとんどないセグメントにおいて、Android端末では日本だとLenovoとほぼ二択。
その中でもXiaomi Pad Miniは高い性能、機能で、タブレットのおけるゲーミングの新たなスタンダードを確立できるタブレット端末だ。興味がある方はチェックしてみてほしい。



