Xiaomiといえばスマホやタブレットのイメージが強いが、実は生活雑貨まで幅広く展開している。その中で登場したエチケットカッター(鼻毛カッター)は、いわゆる“日用品”でありながら、Xiaomiらしいシンプルかつモダンなデザインに仕上がっている。
スマホでおなじみ「Xiaomi」から鼻毛カッターが登場。スマートな見た目で人気商品に
Xiaomiの鼻毛カッターの価格は税込1680円。USBケーブルで充電できる点、お手頃な価格設定、Xiaomiというブランドもあって入荷当初は品薄が続き、実店舗では完売していることもあった。
実際、筆者も発売直後に浦和の実店舗に訪れた時はタッチの差で完売。個人ではもちろん、家族や友人向けに複数購入する方もいるくらいの人気商品だった。今回はリベンジして無事入手することができた。




アルミ調の質感や手のひらに収まるサイズ感は、同社のスマートフォンの横に置いても違和感がない。見た目からして「ガジェット」として扱いたくなる一品だ。

鼻毛カッターにUSB-Type C端子。スマホ世代に寄り添う「充電方式」
鼻毛カッターというと乾電池を使うモデルがまだ主流だが、XiaomiのものはしっかりUSB Type C充電に対応している。
スマホもパソコンもゲーム機もUSB Type-C端子に統一されつつある現代において、わざわざ電池を探す必要がないのは大きなメリット。
筆者は出張先や海外でもスマホの充電器をそのまま流用できたのが地味に便利だった。一度充電すればバッテリーは数週間は持つため、日常的なメンテナンスで十分だ。

Xiaomiの鼻毛カッターを使ってみる!パワフルで切れ味良好。電池式に比べて軽いボディは疲れにくい
Xiaomiの鼻毛カッターを実際に使用して感じたのは物理的に「軽い」点。リチウムイオンバッテリーで軽量化されており、乾電池駆動の鼻毛カッターよりも軽量で腕が疲れにくい。また、リチウムイオンバッテリーによる高い電圧(3.6V)、乾電池2本よりもパワフルな構成だ。
切れ味に関しても、鼻腔内で引っかかることなくスムーズにカットできる。刃の形状から深剃りは難しいが、日常用途なら十分過ぎる性能と感じた。

エチケット家電にもコスパ旋風を巻き起こすXiaomi。今後の製品展開にも期待
Xiaomiは鼻毛カッターに限らず、ヘアトリマー、電動シェーバー、電動歯ブラシといったエチケット家電でよ日本に進出してきた。いずれの製品も中国で高いコストパフォーマンスを持つことから、人気の製品となっている。
どの製品も5000円以下で購入可能であり、日本でもコストパフォーマンスの高さを示している。SNSでは「#Xiaomiで整う身だしなみ」というハッシュタグでアピールも行っており、認知度向上を図っている。
それは今回レビューの鼻毛カッターも例外ではなく、個人的にはUSB Type-C給電の仕様が旅先で便利と感じている。乾電池や専用の充電アダプタを必要としないため、持ち歩く充電器が不要になる。同じ理由で電動シェーバーも先行して香港で購入したくらい。
今回の鼻毛カッターは単品だと1680円。店頭購入では問題ないが、Xiaomi公式通販では安価すぎて送料無料にならない。スマートフォンやタブレット端末と一緒に、複数の製品と抱き合わせて買うとお得になりそうだ。