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Xiaomi 15Tシリーズ国内発表会レポート 価格据え置きでカメラ、バッテリー容量が大幅進化

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 9月26日にXiaomi(シャオミ)は日本向けに新型スマートフォン「Xiaomi 15Tシリーズ」を国内向けに発表、同日より発売した。今回は日本向けの発表会にて早速実機を触ってきたので、そのファーストインプレッションを以下に記していく。

目次

Xiaomi 15Tシリーズはカメラ、バッテリーが大きく進化!発表会で実機をチェック!

 Xiaomi 15Tシリーズは前作のコストパフォーマンス路線を踏襲しつつ、各所の性能をアップデートさせた製品。上位モデルのXiaomi 15T ProとベースグレードのXiaomi 15Tの2機種で展開される。

カラーはシルバー、ブラック、モカゴールドの3色
Xiaomi 15T Proのフレームは金属製

 Xiaomi 15Tは同じシリーズのスマートフォンなだけあって、外観的なところでは上位モデルを踏襲している。異なる点はカメラ部のバンプの高さが控えめな点、筐体が樹脂製という点だ。

Xiaomi 15Tのカラーはローズゴールド、ブラック、シルバーの3色

 Xiaomi 15Tも基本的なデザインは上位モデルを踏襲。Xiaomi 15T Proとはカメラ仕様が異なるので、カメラ部の厚みが異なる。本体も樹脂製だが、安っぽさは感じられない。

 ディスプレイは両機種ともに6.83型 1.5K解像度のAMOLEDを備える。画面輝度も向上しており、従来よりも明るくなった。最大で144Hzのリフレッシュレートにも(Xiaomi 15Tは120Hz)対応する。

 Xiaomi 15Tシリーズは画面内指紋認証にも対応する。認証位置は下側となるため、少々操作しにくいと感じることはあった。

 プロセッサにはXiaomi 15T ProがDimensity 9400+を、Xiaomi 15TにはDimensity 8400-Ultraを採用したことで、従来機種から性能がアップグレードされた。どちらもMediaTek製のハイエンドプロセッサであり、高いパフォーマンスと低消費電力を両立している。体験エリアで使用した限りでは、一般的な利用シーンでは問題にならないであろうと感じた。

MediaTek製のハイエンドプロセッサを採用する

 カメラについては上位のXiaomi 15T Proは メインカメラにはカスタマイズされたLight Fusion 900(1/1.31型)を採用し、レンズもf1.6と明るいものが採用された。望遠カメラは5000万画素の光学5倍の画角となっている。これにより、ロスレスズームで10倍相当まできれいに撮影できる。

 Xiaomi 15TはメインカメラにLight Fusion 800(1/1.56型)を採用し、レンズはf1.7と明るい。望遠カメラは5000万画素だが、撮影できる画角が2倍相当の画角となっている。

Xiaomi 15T Proは望遠カメラがペリスコープ式
Xiaomi 15Tは2倍望遠カメラ

 この他、1200万画素の超広角カメラ、3200万画素のフロントカメラの仕様は共通。Xiaomi 15T Proは望遠カメラに待望の光学式手ブレ補正を備えている。

 前回に引き続きライカ共同開発カメラを備えるスマートフォンとなった。ライカと提携したチューニングや各種フィルターが利用できるため、本機種の最も大きなアップグレードポイントの1つと評価する。

 また、AIを用いた機能もアピールされており、翻訳や生成AIなどを用いた画像編集機能も紹介された。GoogleとのパートナーシップでGeminiをはじめとしたGoogle AIとの高い連携性を実現した。

バッテリーは大容量。Xiaomiが得意の急速充電もしっかり備える

 バッテリー容量は両者共に5500mAh。電池持ちについてはプロセッサーの電力効率が向上しているので、以前より長く利用できるとした。

 両者で異なる点として、急速充電の違いが挙げられる。上位の15T Proは90Wの急速充電に加え、50Wのワイヤレス充電にも対応する。

 ベースグレードのXiaomi 15Tは67Wの急速充電に対応するものの、ワイヤレス充電には非対応。両機種とも専用の充電器と充電ケーブルが同梱される。

昨年から価格据え置き、発表会直後に即購入可能なXiaomi 15Tシリーズはあり!

 筆者としては、お手頃にカメラ性能の高いスマートフォンを検討される方にXiaomi 15Tシリーズはオススメなスマホと感じた。ライカ共同開発のカメラという大きなアピールポイントを引っ提げ、ただ記録するツールに「作品を残すツール」という付加価値が追加された。

 もちろん、Xiaomi 15Tシリーズは高い性能を有するハイエンドのスマートフォンでもある。高負荷なゲームなどで遊んでいても、不満を感じる場面は少ないはず。今作では冷却性能も向上しており、長時間ゲーム等を楽しむことができるとした。

 独自の急速充電機能はバッテリーの長寿命化を実現し、1600回充電しても8割以上のバッテリー程度を有することができるとするなど、長く使えることもアピールした。

 また、両機種ともにIP68等級の防水等級に対応。上位のXiaomi 15T Proは日本向けにおサイフケータイにもしっかり対応する。

 そんなXiaomi 15Tシリーズはなんと本日9月26日に発売。発表会が行われたXiaomi EXPO 2025の会場でも脳死で買えてしまうのだ。価格はXiaomi 15T Proのオープンマーケット版が10万9800円〜の設定で据え置いた。今回は512GBだけでなく、大容量の1TBモデルも用意されている。

 Xiaomi 15Tは6万4980円と「手に取りやすいライカスマホ」の立ち位置を確固たるものに。日本で買える競合スペックでより廉価な機種は、同社のPOCOシリーズくらいしかないくらいコストパフォーマンスにも優れる。

Xiaomi 15T Proは10万9800円から
Xiaomi 15Tは6万4800円から

 また、発売と同時にXiaomi Store、各量販店でも展示を行っている。また、9月28日までは秋葉原で行われている「Xiaomi EXPO 2025」でも展示、販売されることが公表された。興味がある方は発売を待ってほしい。

秋葉原で開催中のXiaomi EXPO 2025でも購入可能だ

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