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これなら雪道も安心!BYD SEALをジャッキアップしたらサビの少ない足回りに驚き!

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先日、BYDのディーラーに所用で伺ったところ、たまたま筆者が乗っているSEALの足回りをジャッキアップして見れる機会があった。そこで驚きのことがあったので書き残したい。

目次

BYDの電気自動車。気になる足回りはどんな感じ?

BYD SEALの足回り。普段から乗っていてもジャッキアップしている様子はなかなか見る機会がなかったので、良い機会だと思い確認させていただいた。

 今回はディーラーの試乗車のSEAL AWD(四輪駆動)仕様をジャッキアップした様子を見せてもらえた。筆者の乗っている仕様と同じなので参考にしてしきたい。

 ジャッキアップして足回りの様子を見ると、ものすごくシンプルであることがわかる。マフラーなどの排気系ダクトがないことに加え、燃料タンクをはじめとした金属製の部品が底面からほとんど確認できない。電気自動車なのでこの手の部品はないのだが、改めてここまでシンプルなのかと驚いた。

 アンダーカバーは樹脂製。柔らかい素材でできているものの、多少の積雪等に乗り上げた位では壊れないという。今回訪れたディーラーに確認したところ、新潟での破損事例は1件報告されているという。(ちなみに雪深い地域で乗り上げたことが理由だという)

 アンダーカバー自体も数万円で交換できるとのことで、何年か乗ってボロボロになったり、車検のタイミングで交換するのも良いと思う。

 ブレードバッテリーのアンダーカバーも樹脂製だが、より固い素材が何層にわたって重ねられている。こちらはかなり強度もあるようで、カバー自体が縁石に乗り上げたくらいでは破損しないという。おおわれてる面積がそのままバッテリーサイズということで、むしろバッテリーがここまで大きいのか…と感じさせられた。大容量バッテリー車なだけはある。

雪国新潟をワンシーズン乗っても足回りのサビの少なさに驚き

 今回、SEALの足回りをチェックして驚いたのが、全体的なサビの少なさだ。前述の通りアンダーカバーで覆われているとはいえ、パッと見て金属製の部品にサビがほとんど見受けられない。もちろん、アンダーコーティング等は一切していない純正の状態だという。

この車両はディーラーの試乗車で走行距離はまもなく2万キロ。1年ほど走って新潟の冬をワンシーズン越えた車両だと言う。貸し出しにも使われていた車両でもあり、雪の少ない新潟市のみならず雪の深い地域でも走っていたそうだが、足周りにはサビがほとんど見られない。

 強いていえばサスペンションのボルト付近に小さなもらいサビが見える程度で、モーターなどのパワートレイン付近はかなり綺麗。もともとこの車両には厚めの錆止めが塗られている話は聞いていたが、実際にワンシーズン走った車の足回りを見て新潟の冬でも安心して乗れると感じた次第。

アンダーコーティング等なしで新潟の冬をワンシーズン走った車とは思えないくらい綺麗

 余談ながらアンダーコーティングの営業に来た業者が本車両を確認した際に、金属部品がないことに加えスプリング回りすら厚塗りされていて「コーティングする場所がない」と言って帰っていったという話も聞けた。この厚塗りコーティングは中国本土の車両ではハルビンや大連などの雪の降る地域や沿岸地域向けのディーラーオプションになっているといい、これが日本向けでは標準でついているという。ここでもコストパフォーマンスの高さを示されてしまった。

 新潟の冬は雪質もあまり良くなく、道路には凍結防止剤として塩化カルシウムが撒かれる地域。筆者の住む中越地区では地下水を組み上げて道路に流す消雪パイプが普及しており、配管のサビや塩化カルシウムによって道路が茶色になるような地域だ。このような雪国でもBYD SEALは安心して乗れることをこの目で見て実感した。これから迎える冬も安心して乗りたいところだ。

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