日本でも「最強のカメラスマホ」として関心が高まるファーウェイの最新スマホ「Pura70シリーズ」。今回は、中国深センで行われているHuawei Pura70シリーズの体験イベントにお邪魔してきたのでレポートを残したい。現地時間の30日から行われているようだが、外国人の姿はなかった。

深センのファーウェイフラグシップストアの真ん前に現れた体験ブース。見た目からしてエレガントだ


入り口をくぐるとPura70シリーズが迎えてくれる。全シリーズ並ぶと圧巻だ

エントリーモデルのPura70のみiPhoneのような仕上がりだ。従来のファーウェイ機に比べるとややコンパクトになった

Pura70 ProはP60 Proの後継として君臨する。推しはiPhone 14 Proに近いパープルのようだ。

Pura70 Pro+は70 Proにデュアル衛星通信(北斗+天通)に対応させたものだ。
そしてフラグシップのPura70 Ultra。筆者が最後まで迷ったグリーンだが、コレはこれで質感はとても良い。
今回のイベントはスタンプラリー方式だ。全てのスタンプを集めるとノベルティをゲットできる。Galaxy Harajukuなどで行われている体験イベントと同様と思って貰えば良さそうだ。


スタンプカードはお近くのスタッフに声をかけてもらおう。
ブースは主にPura70シリーズのカメラ機能を体験するブースが3つに加え、周辺ケースの豊富さ、HarmonyOSを採用する新型自動車「智界S7」とのコラボレーション体験だ。


エレガントなブースをパシャリ。コレでスタンプを獲得できる

こちらはテレマクロを試せるブース。テレマクロで最短撮影距離5cmはエグいです

こちらは動体撮影性能をアピールするブース。写真は止まっているように見えますが、実際は高速回転している。
Pura70シリーズでは、このようなカメラ性能をとにかくアピールしている。実は暗所性能やズーム性能といった部分よりもマクロや動体撮影をアピールしていた印象だ。ファーウェイの「Pシリーズ」に変わるポジションなだけあって、かなり強気のアピールだ。



豊富な純正ケースもアピールポイントだ。原色のような緑はnova11のオマージュとのことで、好みに合わせて使って欲しいとのことだ。

原色系のケースは結構目がチカチカする

ブースの外には奇瑞汽車の智門S7(LUXEED S7)が展示されていた。この車には自動運転機能はもちろん、駐車場では自動で空きスペースを探して駐車してくれるというかしこい車だ。実はこの車、スマートフォンでもよく名前を聞くHarmonyOSで動作しており、ファーウェイの高い連携性をアピールできるポイントだ。



コクピットは近代的という言葉がぴったりで、メーターの類はない。スマートフォンの画面やコンテンツを表示させたりも簡単にできる。

大型画面の下にはスマートフォンのチャージングスポットが。これがなんと50Wのワイヤレス充電に対応しているから驚き

スタンプラリーを終え、ファーウェイアカウントを提示するとPuraシリーズをイメージしたオシャレなバッグをもらえる
中国では復活ともいえる躍進を遂げるファーウェイのスマートフォン。筆者が立ち寄ったときは体験ブース、隣接するフラグシップストアも多くの方で賑わっていた。端末はやはり人気なようで、オンラインでの予約が必要なため現地で即購入は叶わない形だ。それでも多くの方が平日ながら触りに来ていたことから、関心の高さを感じ取れる。

筆者は無事入手したが、異国の民がコレを持っていることに現地では驚きと歓迎で迎えてくれた
今作は中国本土以外での展開も予定されており、ファーウェイが再び世界に羽ばたく布石にもなりそうだ。