こんにちは。今回は前回の中国ファーウェイストアに引き続き、Xiaomiストアの様子をお伝えする。

1年ぶりに本国の小米之家に帰ってきました。
最新スマホがずらり。カットモデルも展示される本場のXiaomiストア


まずは日本でも発売が決まって話題のXiaomi 14 Ultra。中国本土ではセラミックのブルーも加わる3色展開。Photographer Kitも大々的にアピールしていました。
実は、このPhotographer Kitは台湾や香港のストアでは展示されておらず、体験することができなかった。そのような意味では中国本土では「カメラスマホ」としてしっかり売り込んでいるように感じた。


Xiaomi 14 Ultraの登場によってXiaomi 14 ProとXiaomi 13 Ultraは値下げして併売。現地でも今なお高い人気を持つ機種だという
折りたたみスマートフォンのMIX Fold 3も展示。立ち寄った店舗ではカットモデルが展示されており、ぎっしり詰め込まれた中身や薄型のバッテリーを確認することができる


エレガントなアッパーミドルのCivi 4は4色展開。こちらもライカコラボのスマートフォンだ。
廉価でもパフォーマンス重視のRedmi Turbo 3。こちらは約4万円から購入できることから若いユーザーが多く体験していた
上位のRedmi K70シリーズ。Xiaomiのナンバリングシリーズより1段下がるが、フラグシップのプロセッサを載せるなどコストパフォーマンスに優れる
スマホ以外も多角展開。白物家電やブロックも強いXiaomi
もちろん、本国のXiaomiとなれば展開する製品にも面白いものが出てくる。実はスマートフォンに限らず各種家電。とりわけ白物家電も多く展開する。今回は日本で見かけない製品を紹介したい


コレは「スマート縄跳び」なるものだ。スマートフォンと接続することで飛んだ回数や消費カロリーを計測してくれる。価格も2000円前後とお求めやすい
こちらは加湿器。広い部屋にも対応できる大型モデルながら、スマートフォンと連携する
他国では見かけなかった骨伝導イヤホンも販売されている
本国ではPC周りも充実。Redmi Bookシリーズで多くの商品を展開しており、上位モデルはゲーミングPCと評価できる高性能な製品だ。
日本でもPC用のモニターはいくつか展開しているが、本国ではmini LEDのモデルも展開。製品数も多く層の厚さを感じさせられる

大画面テレビも展開。画面サイズの割にかなり安く85インチながら15万円前後で買えてしまう


スチームクリーナーや電子レンジも販売。スマートフォンと連携する商品はもちろん、機能性重視のシンプルかつ安価な製品も展開する
Xiaomiと言ったら知育玩具も充実。最近はロボットのブロックもあるが、地味に組み上げ部品数が1200となると少々子供向けとは思えない。

Xiaomiの電気自動車「SU7」は深センには実車はなく、ミニチュアのみ展示だった。
車から家電まで多角展開のXiaomi。日本での魅力的な商品展開にも期待
スマホのみならず白物家電まで多角展開するXiaomi。こちらも本国の「強さ」を感じ取ることができた。スマートフォンやタブレットに限らない製品展開を見るとファーウェイと通ずるところがあるものの、こちらコストパフォーマンスの良さで勝負を仕掛けている印象だ。全体的に安価に仕上がっている。

店内は多くの人で賑わっていたが、時間的に子供連れが多いなど、製品展開的にもファミリー層にもウケが良いと感じた。
先日の発表会のように日本でも躍進を続けるXiaomi。日本でも、中国本土のようなスマホに限らない多種多様な製品展開を期待したいものだ。