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【PR】ACEFAST NEOレビュー ながら聞き特化のワイヤレスイヤホン 眼鏡をかける方におススメ

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 様々な製品の登場で市場をにぎわすワイヤレスイヤホンたち。今回は7月15日より日本でも発売を開始したオープンイヤー型のイヤホン「ACEFAST NEO」を提供いただいたのでレビューする。

目次

外の音を取り込みながら音楽を楽しむ「ACEFAST NEO」をチェック

 市場競争が過熱する完全左右独立型イヤホンの市場。3万円を超える製品も当たり前になる中、コストパフォーマンスを重視した中国メーカーも多く登場した。

 その中でも外の音を取り込みつつ、音楽を楽しめる商品も多く登場している。今回のACEFAST NEOもそのようなウェアネスをアピールする商品だ。

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ケースと本体はブラック、ホワイトの2色展開。今回はをブラック選んだが、シースルーの筐体で過度な安物感はない

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本体も内部が見えるシースルーだ。色のせいなのかどことなくNothingを感じるデザインだ。ケースからの取り出しにくさもなく使いやすいものだ。

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イヤホンの形状はイヤーフックを備えるタイプ。独特な形状で特許取得もしているという。フックは3サイズが付属する

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イヤーフックの下部には大きく切り取られており、ここから外の音を拾うことができる

オープンイヤー型の中では高音質。ながら聞きに適したサウンドバランス

 ACEFAST NEOの対応コーデックとしては、SBC/AACに対応している。AACに対応しない点は惜しいが、もともとが「ながら聞き」を目的としたイヤホンなので音質重視ではない。接続性を重視したこの選択は納得だ。

 イヤホンのプロセッサにはBluetooth 5.3対応のチップを採用したことで、混雑した環境でも音切れしにくくなっているという。

 オーディオハードウェアについては14.8mm経のドライバーユニットを採用している。耳をふさがないオープンイヤー型ながら低域再生に重点を置いており、チューニングされたサウンドとしている。

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イヤーフックの下部に大型のドライバーユニットが窺える

 今回の試聴環境はスマートフォンにソニーのXperia 1 VIを採用し、AACの環境で使用する。f:id:hayaponlog:20240723234215j:image

今回のレビューではXperia 1 VIを使用した

 ACEFAST NEOの感想として、売り文句のオープンイヤー型ながら低域再生を重視したという点は一聴して理解できた。この手の機種ではスカスカになりがちな低域も聞こえてくるので、音楽を楽しむという点ではプラスだ。

 オープンイヤー型の割には低域も出ており、サウンドはソリッドというわけでもなく適度に角も立たない。聞き疲れしにくいサウンドとなっており、流し聞きにはぴったりだ。高域やボーカル域はシャリ感こそあるが、廉価な機種でみられる「キンキンするシャリ感」はかなり抑えられている。

 ドラムスやベースがやや前に出てくるためか、ボーカルの低位感が前に出る印象がある。ドラムスのキックやベースラインがどうしても軽めに感じてしまう。低域は量感こそあれどレスポンスがあまり良くないので、弾むようにビートを刻む楽曲では物足りなさを感じることだ。

 全体的に尖りのない丸い音だが、筆者的には割と好みのバランスで聴くことができると感じた。音楽に浸るという意味では微妙だが、外の音を取り込みながら楽しむという用途であれば十分満足できるサウンドだ。

違和感の少ない開放的な外音が取り込めるオープンイヤー型のイヤホン

 さて、音質についてはこの辺りにして、ここからはマイクの品質や本体の質感について書いてみる。ACEFAST NEOのマイクにはノイズリダクションという機能を備え、通話時に周囲の音や風切音を軽減させることができる。実際に使ってみたが、通話が聞き取りにくいといったことはなかった。

 オープンイヤーで気になる音漏れも、音声の指向性伝送技術によって軽減している。それでも、ある程度音量を上げると構造の関係から漏れてしまうので音量には注意するとよさそうだ。メーカー公称では50%以下の音量で利用することが最適な効果を発揮するとしている。

 この機種最大のアピールポイントはオープンイヤー型という形状から外の音を取り込めるということ。実際につけてみても第三者との会話も支障なく行うことができ、環境音も音楽を再生しながらしっかりと聞き取ることができた。音楽を再生しながら周囲の音も聞きとりたいというニーズにはしっかり応えられるはずだ。

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本体のタッチセンサーは大型で、誤反応も少なく操作性は悪くない。一方でアプリは備えておらず、操作割り当ての変更やイコライザー設定はできない。

 フィット感については、適切なサイズのイヤーフックを選択することが大切だ。ぴったりはまれば良好だが、ここを誤ると耳から落ちてしまう。装着感はオープンイヤーということもあり、本体下部から空気が入ってくるので耳栓をするような感覚にはならない。耳の穴付近が蒸れやすい方にもお勧めできる。

 バッテリー持ちに関しては公称値で8.5時間となっている。実際に使ってみても、公称値からおおきく乖離することもなく、悪いという印象は受けなかった。ケースを用いると最大30時間の再生が可能だ。10分急速充電で120分利用でき、ケースはワイヤレス充電にも対応する。

ながら聞きに適したイヤホンに新たな選択肢。眼鏡をかける方にはありな商品

 さて、今回レビューのACEFAST NEOというイヤホン。外の音を取り込めるイヤホンというカテゴリでは骨伝導ではなく、イヤースピーカーに近いジャンルとしたことで音質を重視した商品だ。どちらかと言えばソニーのLinkBudsに近いコンセプトで、音質の良さと耳への収まりの良さを重視している。

 ながら聞きイヤホンのジャンルはイヤークリップ型などの登場で、様々な装着コンセプトの商品が全く異なるアプローチで展開している激戦区だ。そのような意味では、耳にスピーカーを収めるACEFAST NEOは少数派の製品となるが、眼鏡を利用するユーザーといった骨伝導イヤホンや耳にかけるイヤースピーカーを装着しにくいユーザーにはお勧めできると感じた。この手の機種としては充電ケースがコンパクトな点も筆者としては評価ポイントだ。

 一方で、アプリに非対応な点などの惜しいところも見られるが、ながら聞きに適したワイヤレスイヤホンの要素はしっかり備えている。大口径のダイナミックドライバーを備える本機種は、その中でも比較的高音質な部類の製品だ。

 ACEFAST NEOはAmazonにて1万3999円で販売されている。ながら聞きに適したオープンイヤー型のイヤホンを検討する際には、候補のひとつに加えてみてほしい。

提供:ACEFAST

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