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【更新完了】MWC 2025バルセロナ 現地からの体験レポート【掲載記事とりまとめ】

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MWCでは日本未発売のTECNOや中小メーカーの商品がおもしろい!

 TECNOは新モデルのCAMON 40シリーズのほか、Snapdragon搭載PCを展示。このほか数多くのコンセプトモデルも展示。特に三つ折りのPhantom Ultimateや超薄型モデルのSPARK Slimは多くの来場者に注目されていた。

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新機種のCAMON 40シリーズの最上位「CAMON 40 Premier」

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TECNOはPCや折りたたみスマホも展示

 個人的に印象が強かったブースがTECNO。新商品のほか、コンセプトモデルも多く展示し、非常に興味深いものが多く並ぶブースだった。f:id:hayaponlog:20250320135850j:image

三つ折りのコンセプトモデル「TECNO PHANTOM ULTLMATE 2」

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薄型スマホのコンセプト「TECNO SPARK Slim」

www.itmedia.co.jp

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 そして、面白いのが中小メーカーのブース。他社製品にはない魅力的な要素で差別化を図っていた。Xの投稿で話題になった「レトロなイエデンワ」「ブラックベリーみたいなフィーチャーフォン」もこれらの企業の展示から見つけたもの。

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OUKTEL Tintanは870gの重量級スマホだが、36000mAhのバッテリー、1200ルーメンのLEDランタン、モバイルプロジェクターを内蔵したスマホ。日本でも発売予定だという

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SIMカードの刺さるダイヤル電話

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BlackBerry風キーボードのフィーチャーフォン

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スライド式の高齢者向けスマートフォン

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 知る人ぞ知るスマートフォンメーカー「MEIZU」も出展。ARグラスのほか、ひっそりと最新スマホを発表していた。

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MEIZUはグローバル向けの新機種を発表した

www.techno-edge.net

 パーツサプライヤーのブースも興味深い。TCL(CSOT)のブースで見つけたタンデム方式の三つ折りディスプレイ、UNISOCのブースで見つけた「画像生成が可能なスマートウォッチ」、QualcommのブースでのXPANの実演など、最新のスマホに関わる技術に触れることができた。

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CSOTのトライフォールドディスプレイの試作品。タンデム方式を採用したことで、常用輝度も1750ニトと高い

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UNISOCのSoCを採用した子供向けスマートウォッチ。AIによるテキストや画像生成も可能だ。

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QualcommのXPANのデモ機

 もちろん、通信キャリアのブースも興味深い。各社AIの活用に重点を置いたサービスを展示。大型ブースを展示していた中国キャリアはAIを用いた各種サービスからロボティクスへの応用、独自の衛星通信サービスなどもアピールしていた

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AIの活用を全面的に推す中国キャリア

 日本企業も5GソリューションやAIを活用するサービスを展示。KDDIのブースは「#kznちゃん」がブースでお出迎えしたり、ドコモブースではXRデバイスを用いた書道体験などができるなど、多くの方がブースに来場していた。

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日本キャリアも大型ブースを展示し、存在感を示していた

www.itmedia.co.jp

初めてMWCバルセロナに参加して。また行きたくなった

 今回、初めてMWCに参加した感想を端的に言えば、現地取材やレポートを含めてとにかく楽しく、関連イベントも含めたらものすごい速さで過ぎていった4日間だった。

 毎日見たことのないような新しいスマホ、サービス、技術に触れることができ、それらについてメーカーの担当者や各国のジャーナリスト、インフルエンサーと意見交換できる。いちライターとしてはもちろん、スマホオタクにとっては夢のようなひと時であった。

 関連イベントはXiaomiのグローバル発表会、MWC ShowStoppers、nothing launch eventなどがあり、MWCの会場内でも新商品発表会が行われたりしていた。MWC以外の場でも常に最新のデバイスやテクノロジーに触れられる。朝から深夜までスマホ尽くしの日々だった。

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Show Stoppersではinfinrxのプロトタイプスマホに触れることができた

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NOTHINGのlaunch eventではいち早くNOTHING phone (3a)シリーズに触れることができた

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会期内に行われたTECNOの新商品発表会にも潜入できた

 もっとも、今回の渡航でかかった旅費を原稿等で全て回収することはできなかったものの、海外取材の雰囲気をばっちり肌身で感じてこれただけでも大きな収穫だったと思う。

 筆者としても、一生のうちに一度は行ってみたかったMWCに行けたことは感慨深いもの。高校生くらいのころから「海外のスマホの展示会や発表会に行きたい」と言い続けていたものだが、改めて言い続ければ、夢は叶うことを実感した瞬間だった。

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 今回、この取材のために推薦状を出していただいたITmedia mobileをはじめ、現地で各種情報の提供、出発前にご支援、アドバイス等頂いた関係各所さまには感謝を申し上げたい。

 最後に今回の取材で助けられたものが、Xiaomiの165Wバッテリー。コンパクトなボディで急速充電対応という点に大きく助けられ、朝から深夜までのスマホのアレコレにしっかり対応できた。今後の取材でも必携のアイテムになりそうだ。

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