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vivo X200 Pro mini レビュー「 iPhoneキラー」はカメラと電池持ち重視で差別化

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 こんにちは。これまで使ったスマホは300台以上。生まれはギリギリZ世代のライター はやぽんです。今回はvivoの最新スマートフォンX200 Pro miniです。そんな機種のレビューと行きましょう。

目次

コンパクトでもカメラ性能を強化したvivo X200 Pro mini

 近年のvivo XシリーズはファーウェイのPuraシリーズに対抗する「カメラ性能特化スマホ」という位置づけの商品。今回は例年通りの後継に加え、6.31型のディスプレイを備えるコンパクトモデルを加えた3機種展開だ。そんなvivo X200 Pro miniのスペックは以下のようになる。

SoC:MediaTek Dimensity 9400メモリ:12/16GB

ストレージ:256/512GB/1TB

画面:6.31型 FHD+解像度
120Hz対応 AMOLEDパネル

カメラ
標準:5000万画素 f1.75 1/1.28型センサー
超広角:5000万画素 f2.0

3倍望遠:5000万画素 f2.5

フロント:3200万画素

バッテリー:5700mAh

90W充電対応、30Wワイヤレス充電

Android 15/Origin OS 5.0

 本体デザインはカメラを意識し、カメラの出っ張りをデザインに溶け込ませるものとなっている。前作同様にIP68に加えドイツ工業規格のIP69の防水にも対応しており、撮影の幅も普通のカメラに比べてグッと広がる。

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今回はピンク系のカラーをチョイス。このPro miniはiPhone 15を意識したようなおちついたカラーリング

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今作もドイツのCarl Zeissとのコラボレーションとなっており、本体には青いロゴが入っている

高性能なZeiss監修カメラ。コンパクトでも望遠がきれいなX200 Pro mini

 カメラ性能が強化されたvivo X200 Pro miniだが、カメラハードウェアについてはざっくりと以下のようになる。

超広角:5000万画素 f2.0

メイン:5000万画素 f1.75 1/1.28型センサー

3倍望遠:5000万画素(最大100倍ズーム) f2.57

 vivo X100シリーズに引き続きZeiss T*コーティングが採用されている。今回レビューのX200 Pro miniはメインカメラはX200 Proと同様のソニー製イメージセンサー「LYT-818」が採用されている。

 一方で望遠カメラはX200のものと同様のため、上位のX200 Proと比較すると望遠性能は劣る。また、X200 Proに採用される独自チップセット「V3+」は本機種では非搭載だ。

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コンパクトモデルだが、カメラ性能は充実

 それでもV2チップ相当の画像処理能力をもつというDimensity 9400を採用したことでカメラ性能を高めた。vivo X200 Pro miniの作例は以下に掲載する。

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今回の機種もきれいに撮影できるカメラを備える

 vivo X200 Pro miniで撮影すると、全体的に明暗差のある場所でも白飛びが少なく、HDR 補正がかなり強烈に効いていることが分かる。良し悪しについては読者の好みに任せるが、目が覚めるような写りに仕上がっている点は「スマートフォンらしい進化」を遂げたと評価したい。

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超広角カメラもカメラフォンらしくきれいに撮影できる。

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 X200 Pro miniはX100 Ultraのようなフードモードはなくなった。代わりにAI認識で自動でフードモードに切り替わる仕様へと変わった。イメージセンサーのサイズも1型ではなくなったので、過度に背景がボケるといった状況もなくなった。

 望遠カメラは70mm相当の3倍望遠となった。より高性能なX200 ProやX100 Ultraには及ばないものの、このサイズのスマートフォンとしては高い望遠性能を持っている。

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望遠撮影も見事だ。テレマクロ撮影も可能なので撮影の幅が広がる

 ここまで見てスマートフォンの望遠カメラながら、高い解像感とダイナミックレンジを持っていることが分かる。場面によっては強烈な補正も入るが、手振れもしっかり補正され、X90 Pro+などで感じた手ブレもかなり抑えられてる。

 ソニーのXperiaのような色味で撮影できる ZEISSナチュラルカラーも引き続き利用できる。こちらの処理は中華メーカーに多い派手目で明るいものではなく、ナチュラルカラーというだけあって見た色に近い処理と感じる。

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Xperiaのような感覚で撮影できる「ZEISSナチュラルカラー」も引き続き搭載されている。

 X200 Pro miniでは長時間露光を生かした撮影モードが充実している。フォトスタイルを変えるだけで簡単に光の軌跡を描いたりできるので、使い勝手によっては面白いだろう。

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サイバーパンクモードは都市夜景にオススメだ

 動画撮影性能も強化された。Pro手振れ補正と水平線補正モードに続き、Dolby VISIONモードがある。また、超広角、標準、望遠の3つのカメラを4K 60fpsの設定でも撮影中にシームレスに切り替えることができるなど、動画用スマホとしても優秀な仕上がりだ。

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