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カメラ性能の高いスマホ「Huawei P40 Pro+」を半年間使ってみて。撮った写真と共に振り返る

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 今回はのHuawei P40 Pro+を買って半年。おそらく日本でいちばん長く使った1人として、実際に使って感じたことを書いていこうと思います。

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目次

P40 Pro+で撮った写真を大公開!圧巻の写りに驚き

 Huawei P40 Pro+を買ったのに写真を撮らないのは宝の持ち腐れ。

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 今回は新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店などの時短営業や外出自粛などもあったことから、作例の多くは筆者の住む新潟県内のもの。水際のショットはP40 Pro+が防水防塵に対応してるからこそできる。

光学10倍望遠を備える圧倒的なズーム性能、夜間撮影性能の高さに驚き

 P40 Pro+で最も進化した点はズーム性能でしょう。前作のP30 Proでも撮影の幅が広がりましたか、それ以上に広がったように感じました。

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 ここまででだいたい5〜20倍相当で撮影。このスマホは劣化を抑えて480mm相当。デジタルなら最大100倍までズーム可能という異次元の性能を持ち合わせる。

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 このスマホでは、高倍率ズームによって今までスマホで撮るには不可能に近いとまで言われた迫力のある飛行機の撮影が可能になりました。P30 Proよりもズームした時の画質劣化が抑えられるので、これはいいものです。

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 ここはP30 Proに引き続き圧巻。被写体によってはアーティスティックに写りすぎるかな…という気もするが、ライカチューニングと言えば納得。

カメラ性能の高さを生かしてRAW撮影でさらに追い込む

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基本的なセンサースペックが高いこともあり、かなり追い込んだ表現も可能。Androidスマートフォンなので、単体でLightroomやPhotoshopで編集できる点は非常に強い。

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今回もメシウマカメラな仕上がりだ

 今年のブログで掲載したスマホの多くはこいつで撮影しています。やはりテレマクロが撮れると非常に撮影の幅が広くなりますね。

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カメラとしてはほんとに重宝しています。

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ポートレートモードの精度もP30 Proより進化し、ボケ味が自然になった。

P40シリーズは米国の制裁でGoogleが使えない点があまりに惜しい

 カメラ含めてここまで素晴らしいハードウェア、ソフトウェアを持つのに、Android環境ではある意味世界標準のGoogleサービスを使えないという非常に惜しい機種なのです。使えば使うほど惜しいと思う反面、使い方次第では十分代替になるものはありました。まず、前提にHuawei純正のApp Galleryは使い物になりません。必要なアプリが皆無です。

 正直、日本向けでこれを使ってる人いるのか?って疑問を投げかけたくなるくらいアプリがない。そのため、Apk Pureからアプリをダウンロードして使用する前提となる。ちなみに、Googleサービスについてはある程度ブラウザ上のWebサービスで補完できる。

 Google PhotoやDriveにあと、Keep(メモ帳)やYoutube辺りはブラウザ版で十分利用できる。標準メーラーアプリでGMailも利用可能で、ブラウザもFirefoxやMicrosoft edgeを使えば、普段Chromeで使ってるブックマークを移行することもできる。もちろんこれを機にメインブラウザをFirefoxやedgeに切り替えるのもアリだ。

 Google Mapsに関してはアプリ版でも「同期はできない」ものの、普通にマップアプリとして使うこと自体は可能。もちろんGoogleに依存しないTwitterやDiscord、Facebookなどは普通にアプリ版で動作するが、LINEは課金機能が使えないので、有料スタンプとかは使いにくい。また、トーク履歴の引き継ぎはAndroid環境からもできない。

 ゲームアプリに関しては、基本的にゲーム内課金システムが使えません。というのも多くのゲームが課金するのに使う支払いがGoogle Play Storeに登録されてる支払い先情報なので、それが使えない以上このスマホ単体では課金はできません。 また、データの引き継ぎでGoogle Play Gamesを使ってるものや、Google AR Coreを使ったコンテンツは上手く起動しなかったり、フルで機能を使えないものもあります。

 もちろん、GMSを導入して使うという手も無くはないです。ただ、GMSを導入しても同期が不安定だったり、通知が来ないなどなかなかクセがあるように感じた。仮想的にもう1つAndroidを動かす方法で使う事も出来ますが、おすすめはできない。

 ハードウェアとしては、物理的に重いことが気になった。226gと他社のハイエンド機に比べると重たい。プロセッサはKirin 990 5Gにメモリは8GBとハイエンド構成。実際、ゲームをしたりSNSをするのはもちろんのこと、Lightroomで5000万画素クラスの写真の現像をかけても動作が不安定になることはなかった。

 電池持ちも比較的良好で、手持ちの5G対応スマホでもトップクラスでまる1日は余裕で持ちます。5Gモデム一体型のSoCが功を奏してると言えるでしょう。他にも無接点充電やIP68の防水防塵にも対応していたりと、カメラながら水際で使っても怖くない点。他社のハイエンドに備える機能をしっかり抑えてる点は素晴らしいと感じます。

 惜しいところは、スピーカーがモノラルな点でしょうか。どちらかと言うと、これはMateシリーズとの差別化で意図的に削ってるように感じられる。今後の機種で採用してほしいところだ。

Huawei P40 Pro+のカメラ性能の高さを振り返って

Googleさえ乗ってれば最強のスマホだった

 そう評する人がほんとに多いくらい本当に惜しいスマホです。実際私もこれにGoogleが乗ってれば文句なしでメイン機でした。それでも言えることがあります。

 例え、Googleが乗っていなくても「スマホカメラにおけるトレンドリーダー」であるスマホには変わりないことです。現にカメラ性能は唯一無二ですし、あれだけのズーム性能をこの本体に収めたのは素晴らしいと思います。 P20 Proから始まったカメラ画質向上のトレンド撮れる写真に多くの人が度肝を抜かれたあの機種の登場でトレンドが大きく変わったとも言えます。

 他社も後追いでズーム性能を強化したり、夜景撮影を強化したスマホを出してきました。OPPO Find X2 Proとかはその最たる例ですね。最も、カメラに特化という点ならYONGNUO YN450やPanasonicのDMC-CM1/10というスマホと言うより、「カメラにスマホ機能をつけました。」なんて機種もあったりします。

 さすがにGoogleの乗ってないこのスマホを「メイン機」で使え!とは言えないが、Androidの入ったスタイリッシュなコンデジとして考えれば理にかなった機種のようにも感じられる。筆者としては「買ってよかったスマホ」の上位にくい込む素晴らしいスマホだったと思います。

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